【映画レビュー:女神の見えざる手】女性ロビー活動家の戦いを描いたどんでん返し作品

今回は、映画『女神の見えざる手』の感想レビューです。

銃規制を巡って奮闘する女性ロビイストの活動を描いた社会的な映画でした。

ラストのどんでん返しが一番印象に残っています。

今回のレビューには一切ネタバレを含まないので、観るかどうか決める際の参考にしていただけます。

映画情報
  • おすすめ度:7/10
  • 原題:『Miss Sloane』
  • 主演: ジェシカ・チャステイン
  • 監督: ジョン・マッデン
  • ジャンル:サスペンス
  • 公開:2016年
  • 長さ:132分(2時間12分)

総評

まずは本作『女神の見えざる手』の総評からざっくりと書きたいと思います。

どんでん返し系のストーリーは僕の大好物でした。

ただその一方で、政治や社会のトピックに疎い(うとい)僕にはあまりにも難しすぎた、というのが正直なところです。

本作はアメリカのロビー活動を描いた映画。

ネットでの評価は非常に高いですが、おそらく皆さんは政治・社会の知識が僕より豊富なのだと思います。

個人的には知識のなさゆえに味わい切れなかったのが残念でした。

良かったところ

では続いて、本作の良かったところを書いていきたいと思います。

上にもちょっと書いたとおり、ラストで起こるどんでん返しが個人的に一番の見どころだと思います。

僕の中でどんでん返しといえば、『ユージュアル・サスペクツ』。

本作もこれと似た系統です。そういえば、回想を交えながら進んでいくという点でも同じでした。偶然でしょうか。

僕は本作を観る前に既にどんでん返しものだということは知っていました。

それもあってか、ストーリーがちんぷんかんぷんになりつつも、途中でラストの予想はついたんですよね。

予想がついても実際にそのシーンを目にすると面白いものです。

なのでラストで急展開を迎えるタイプの映画が好きな方なら本作はピッタリ向いています。

 

小ネタですが、日本の料理人が話に出てきたのが面白かったです。

「銃は危険な道具なのに簡単に買って使えるのはおかしい」
「自動車だって免許証がないと乗れない」
「日本の料理人も、危険な毒をもったフグを料理するのに何年もかけて免許を取る」

といった文脈で日本の料理人登場します。

どうやらフグは海外では馴染みがないようで、俳優の方々が頑張って「フグ」と発音していたのがなんだか嬉しかったです。

 

原題より邦題の方がしっくりくる珍しいパターンに思います。

原題は『Miss Sloane』というただの主人公の名前なのに対し、邦題は『女神の見えざる手』。

女神を主人公スローンとすれば、最後まで観た時にしっくりきました。

流石に『ミス・スローン』のままだと味気ないので、邦題を考えた人は良い仕事をしたと思います。

良くなかったところ

良くなかったというより単に僕が理解できなかっただけなのですが、話が難しすぎました

主人公スローンは、銃規制法案を通過させるためのロビー活動に身を捧げます。

僕は普段サスペンスをよく観るのですが、この手の社会的トピックの映画は全く観たことがありませんでした。

そのため最初から最後まで内容が頭にほとんど入らず…。

いや、確かに表面的には分かるのですが、これほどストーリーの理解度が低かった映画はなかなかありません。

セリフも何が何だか…。

視聴したとき僕が疲れていたとか、体調が特別悪かったということはないので単に理解能力が低かったのだと思います。

気になってネットのレビューを拝見しますと、絶賛する声が多いのに驚きました。

ということは、皆さんこの難解なストーリーやセリフを理解できたということでしょう。

そう考えると、なかなか悔しいものがありました。

 

僕としては、本作は気軽に観られるものではないと思います。

少なくともアメリカの社会・政治について(僕のように)知識がない方は、観ていてすごく疲れてしまうかもしれません。

おわり

以上、映画『女神の見えざる手』の感想レビューでした。

僕には極めて難しく感じましたが、アメリカのロビー活動について知識がある方なら社会派サスペンスとして楽しめると思います。