【映画レビュー:オール・ユー・ニード・イズ・キル】タイムループの傑作…テンポ、展開ともに秀逸

今回は、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の感想レビューです。

このレビューには致命的なネタバレはないので、観るかどうか決める参考にしていただけます。

個人的にはかなりおすすめ。タイムループが好きならぜひ。

映画情報
  • 原題『Edge of Tomorrow』または『Live Die Repeat』
  • ジャンル:SF、アクション
  • 公開:2014
  • 長さ:およそ110分

あらすじ

人類は、エイリアンとの戦争の真っ最中。

「ギタイ」と呼ばれる宇宙生命体が地球を乗っ取ろうとしていました。

前線に駆り出されることになった主人公ケイジは、海岸での奇襲作戦に参加します。

そこで殺されるも、気づけば作戦の1日前に戻っている…。それが繰り返され、ケイジはタイムループが起きていることに気づきます。

このループの原因は何か?そして、ループから抜け出す方法は?

 

…というのが本作のあらすじです。

実はこの映画、我らが日本のライトノベル『All You Need Is Kill』が原作になっています。

ライトノベルがハリウッド映画になるなんてすごいですよね。

タイムループの設定をよく生かした名作

本作を一言で言うならば、タイムループの名作です。

タイムループという設定はそれ自体が面白く、さまざまな映画で扱われています。

しかし、タイムループという設定を上手く生かしきれず微妙な作品も多い、というのが僕の正直なところです。

本作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、典型的なタイムループもの。

そして、その設定のもとで実際に面白い作品になっていると思いました。『プリデスティネーション』と同じくらいの満足度です。

次の書くようにテンポが良いですし、タイムループをベースとしたストーリーが単純に面白いです。

上手く生かしたなぁ…と感心しました。

テンポが良いから飽きない

本作の長所として、テンポが良いことにも気づきました。

タイムループものというと、何回も同じような場面を見させられて段々飽きてくることがあります。

本作では数え切れないくらいループするのですが、要らない部分はバッサリカットされています。

例えば、ホンの数秒のシーンで終わるループもあります。でもそれで内容が伝わるから問題なし。

映画自体もおよそ110分と標準的な長さだったので、ダレずに観られました。

成長する主人公

トム・クルーズが演じる主人公ケイジの成長も見どころの1つだと思います。

戦闘経験ゼロのケイジは、ひょんなことから対エイリアン戦争の前線に駆り出されることになります。

トム・クルーズということで屈強な精神の持ち主かと思いきや、実はそんなことは全くない。

最初のケイジはひ弱すぎて、観ていてイライラさえしました。「この映画は本当に面白いのか」と疑ったほどです。

ところが、それも本作の見どころなんですね。ケイジはループを繰り返すごとに成長して、徐々に屈強な戦士になっていきます。

なので本作には主人公の成長物語的な側面もあって、そこも楽しめるかと思います。

おわり

以上、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の感想レビューでした。

タイムループが好きな方ならほぼ間違いなく楽しめるのでは、と思います。

僕としては満足度が非常に高く、傑作だと思いました。観て良かったです。