【映画レビュー:リミットレス】謎の薬で知能向上…その代償は?

リミットレス limitless

今回は、映画『リミットレス』の感想レビューです。

薬で知能が飛躍的に向上する系の作品。ハラハラしつつも最後まで観られました。普通に面白いです。

小説でいうと『アルジャーノンに花束を』系の作品が好きな方は観て損はないと思います。

映画情報
  • 原題:『Limitless』
  • ジャンル:サスペンス
  • 公開:2012
  • 長さ:およそ100分

あらすじ

作家志望の主人公は筆が全く進まず、完全に退廃した生活を送っていました。そんなとき、前妻の弟に偶然街で出くわします。

彼が渡してきた薬(錠剤)を飲んでみたところ、脳が超人並みに覚醒

締切が迫っていた本を書き上げるのはもちろんのこと、株価の値動きを完全にパターン化し一躍大金持ちになります。

しかし次第に体の異常にも気づくようになっていく…。といった感じ。

薬物依存への警鐘

設定として、薬は1日しか持たないようになっています。つまり、毎日摂取しないと超人的なパフォーマンスは保てないわけです。

これが薬物依存をそのまま表していて、映画を通じて警鐘を鳴らしているのは明らかでしょう。僕はそのように受け取りましたし、映画を観終わった後はドラッグなんて絶対やるもんじゃないと強く思いました。

主人公が謎の薬に依存していく様子は、リアルな薬物依存をドキュメンタリー的に目撃しているようで始終ハラハラします。飲んでいる間はありえないほど何もかもが上手くいっている…でもそれがなくなったら…。

薬で超人化している時の主人公の無双っぷりはすごいです。上に書いたように株で資産を倍々に増やしていき、果ては世界を動かす大企業のコンサルみたいなこともし始めます。

超人化する主人公

この映画の面白さの1つは、その無双っぷりがすごく気持ちいいところですね。もちろん薬は絶対ゴメンですが、僕もこんなふうに圧倒的なパフォーマンスを出せたら…とは思いました。

繰り返しになりますが、超人的な知能で成し遂げていく数々の偉業は爽快そのもの。まるで子供の頃の妄想を映像化したような感じ。いや、そのさらに先をも具体的に表現しています。

覚醒した知能を描写するためにところどころCGも上手く使われていて、よく表現できていると思います。

その光の側面が強く描かれるほど、闇の側面とのコントラストも強くなります。この対比がこの映画のミソですね。

で、薬で一時的に超人化したのは良いけど最終的にはどうなるのか?これは映画を観る前から誰しも気になり、予想するところです。

結末は…各自観てのお楽しみということで。

普通に面白い

僕がこれ系の設定が好きだからというのもあってか、最後まで飽きずに楽しめました。長さは2時間弱くらいで、だるくないです。

個人的にはかなりおすすめ。特に、知能操作系の作品が好きならぜひご覧ください。

ちなみにこの映画は後にTVドラマ化もされているみたいですね。僕はそっちは観ていません。

この設定は面白いのですが、果たしてドラマの尺を持たせられるのか…。とりあえずは映画サイズでいいかなと思います。