【映画レビュー:ルーパー】30年後の自分からの警告…後味は悪くないタイムリープもの

looper

今回は、映画『ルーパー』の感想レビューです。

致命的なネタバレは書かないので、観る前の参考にしていただけます。

本作は典型的なタイムリープもの。やや納得いかない部分はありつつも、なんだかんだで最後はスッキリした形で終わりました。

タイムリープ&サスペンスの佳作といったところです。ジャンル自体にピンときた方は見てもいいかなと思います。

映画情報
  • 原題『LOOPER』
  • ジャンル:SF、サスペンス
  • 公開:2012年
  • 長さ:およそ120分

あらすじ

主人公ジョーは30年後から送られてきたターゲットを殺して処分する殺し屋。通称「ルーパー」。

30年後の未来ではタイムマシンが開発されています。使うのは違法ですが、犯罪組織だけはタイムマシンを死体を処分するのに利用しています。

ある日ジョーのもとに送られてきたターゲットは未来の自分自身でした。ジョーは処分に失敗し、未来の自分はメッセージを残して街へ消えていく…。

というのがざっくりとしたあらすじです。

ルーパー、犯罪組織、タイムマシンなどの設定については作中で詳しく解説されます。序盤から眠ってしまわない限り、必ず理解できるのでご安心ください。

TKという設定が浮いてしまっている

あらすじから分かるとおり、この映画はタイムリープを基盤とするSFです。

それ以外に、上のあらすじでは書きませんでしたが「TK」という超能力が登場します。ざっくり言うと、手品のようにモノを浮かせる能力だと思っていただければOKです。

で、個人的にここがちょっと引っかかりました。なぜかというと、

  • TKはストーリー上重要な概念ではある
  • しかし、TKはその他のSF的設定と何の関係も脈絡もない

という理由からです。

タイムリープというSFと、TKという超能力が全く噛み合っていない…。でも、どちらもないと結末に結びつかない。これが惜しいと思いました。

僕はふだん映画を観る分には、設定が多少ガタガタでも「まぁいいか」くらいに目をつぶれるタイプなのですが、今回はちょっと気になりました。

終わり方自体は良かった

観ていて「これどうやって収束するんだろ…」と不安になりましたが、最後は一応スッキリする形で終わってホッとしました。

ラストの展開に突っ込みどころがないわけではないのですが、「それでいい」と内心納得できたので良しとします。

僕が観た限り、タイムリープという設定を一番上手く使えたのはラストシーンかなと思います。

【まとめ】タイムリープが好きならアリ

以上、映画『ルーパー』の感想レビューでした。

今回は突っ込みどころを多めに書いてしまいました。

ぶっちゃけ傑作かというとそうでもないのですが、タイムリープという設定自体が好きな方なら観てもいいかなと思います。