【映画レビュー:ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル】コードを取り戻し、核戦争を止められるか。MIシリーズ第四作目

今回は、映画『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の感想レビューです。

MIシリーズの第4作目になります。

今回はストーリー上のネタバレはないので、観る前の参考にしていただけます。

映画情報
  • おすすめ度:8/10
  • 原題:『Mission:Impossible – Ghost Protocol』
  • 主演:トム・クルーズ
  • 監督:ブラッド・バード
  • ジャンル:アクション
  • 公開日:2011年
  • 長さ:134分

あらすじ

核発射をもくろむ謎の人物「コバルト」がクレムリンを爆破。

それがアメリカによるものと疑われ、イーサンが所属するIMF(Mission Impossible Force)は存在が消されていまいます。

コバルトの情報を掴むべくクレムリンに居合わせたイーサンは、テロリストの汚名を着せられることに。

辛くもロシア諜報員の手を逃れたイーサンは、数名の仲間とともにIMFのサポートなしでコバルトの陰謀を食い止めます。

面白かったところ

本作は、ミッション・インポッシブルシリーズの第四作目です。なぜか本作から2、3…というナンバリングがなくなりました。

感想としては、シリーズの中でもスケールの大きさやギミックが印象的な作品でした。

戦闘は少なめですが、MIお得意のド派手な移動アクションや敵とのハラハラする駆け引きは健在です。

 

最序盤から飛ばしていくスタイルは第三作と同様。一瞬で映画の世界に引き込まれました。

MIシリーズ全体に言えることですが、ダラダラしないので観ていてストレスになりません。個人的にはこれくらいサクサク進む方がちょうどいいです。

 

本作では核の発射コードや起爆装置を巡って攻防するのですが、いかにもなテーマでいいですね。

クレムリンに潜入したり核戦争を止めたりと、ストーリーのスケールがこれまでより大きく感じました。やはり物語のスケールは大きい方が個人的に面白く感じます。

舞台の1つとして、ドバイの超高層ビルが出てきます。ジャケットはそのシーンです。

これまでも高層ビルは散々出てきましたが、本作の高層ビルはさらにレベルアップしています。

今回はSF的アイテム・ギミックも印象的でした。

いつもの覆面はあまり出てこず、新ネタがけっこうあります。詳しくはネタバレになるので書きませんが、一回観たら忘れられないくらいぶっ飛んだアイテムが出てくるので必見です。

 

シリーズを通して観ている方に「おっ」と思わせる小ネタがあるのもいいですね。

例えば、5秒で壊れる電話や落下して床スレスレで止まるアクションがそうです。

MIシリーズではこれまで、「指令を伝えるアイテムが、メッセージ終了後5秒で壊れる」というルールがありました。

今回も公衆電話で指令が伝えられて、やっぱり「5秒で消滅します…」というメッセージが流れます。

「どうせ壊れるんでしょ」と思ったら、実は今回は(おそらく不具合のせいで)壊れない。不思議に思ったイーサンが自分で殴って壊すシーンがあります。

初代から始まった床スレスレのアクションもありました。ところが、本作ではここもひねりがあります。前回までと全く同じではありません。

気になったところ

あえてマイナスポイントを挙げるなら、今作は悪役の存在感が薄く感じました。

前作では裏社会の商人オーウェン・デイヴィアンが良い味を出していたのが印象的です。いかにも悪役というオーラが滲み出て、それが作中でよく表現されていました。

今回の悪役(ラスボス的なキャラクター)はというと、割と地味というのが正直なところ。イーサンと直接からむシーンが少なかったのも原因の一つかもしれません。

なので本作は悪役よりも、上に挙げたようなスケールの大きさの方が際立った作品だと思います。

おわり

以上、映画『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の感想レビューでした。

第四作目の本作も、MIシリーズの魅力を正当に引き継いだ作品だと言えます。安定です。

これまでのMIシリーズが気に入っている方は観て損はありません。

MIシリーズを観たことがない方は、第一作目から観るのがおすすめです。

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