仮想世界・夢の世界がテーマの映画まとめ

今回は、仮想世界や夢の世界をテーマとする映画をご紹介します。

有名な作品から掘り出し物までありますので、この手のジャンルが好きな方の参考になればと思います。

後半では、仮想世界の作品だと知ってしまうと若干ネタバレになる作品も紹介しています。気になる方はそちらもご覧ください。

マトリックス

仮想世界の映画といえば、マトリックスシリーズ

あまりにも有名ですが、まだ観ていない方向けにきちんとご紹介します。

第一作『マトリックス』は個人的にSFの最高傑作なので、自信を持っておすすめする作品です。

あらすじ

トム・アンダーソンはソフトウェア会社に務めるサラリーマン。

さらに裏の顔として、ネオという名前で暗躍するハッカーでもありました。

ある日PCに表示されたメッセージに従って、ネオはモーフィアスという人物に出会います。

彼はネオに、

「お前が現実だと思っている世界は現実ではない」

と告げます。

本当の現実を生きるか、それとも嘘の世界でこのまま生き続けるか。

選択を迫られたネオは現実を選び、それまでと全く違う世界を目撃することになります。

見どころ

映画タイトルのマトリックスとは、作中で出てくる仮想世界のことです。

ストーリーは現実世界とマトリックスを行き来しながら進みます。

本作は仮想世界という設定が面白いだけでなく、映像やアクション面でも非常にレベルが高いです。

まだ観ていない方でSFやアクションが好きであれば、自信を持っておすすめできます。

また、「ちらっと観たことはあるけど、ちゃんと観たことはない」という方も、この機会にぜひしっかり観てみてください。

 

マトリックスシリーズは三作あります。

物語が密につながっているので、普通に第一作『マトリックス』から観るのをおすすめします。

【映画レビュー:マトリックス】仮想世界がテーマの最高峰SFアクション 【映画レビュー:マトリックス リローデッド】安定のシリーズ第二作。 【映画レビュー:マトリックス レボリューションズ】圧倒的な映像美で魅せるシリーズ最終章

13F

続いて紹介するのは、『13F』(サーティーンス・フロア)という作品。

それほど有名ではありませんが、『マトリックス』と似た世界観の良作です。

仮想世界ものの作品としては見逃せません。

あらすじ

仮想世界の研究者であるフラー博士は、ある日何者かに殺害されてしまいます。

博士と一緒に研究をしていたダグラスが目を覚ますと、そこには見覚えのない血まみれのシャツが。

状況から考えてどうやら自分が博士を殺したようですが、何も記憶にありません。

そこでダグラスは、博士が仮想世界の中に残したメッセージに真相が隠されているのでは、と考えます。

事件の謎を解き明かすべく、彼自身が初めて仮想世界に入ることに。

見どころ

あらすじから分かるとおり、本作『13F』の設定はマトリックスと非常に近いです。

フラー博士の仮想世界と現実を行き来しながら、殺人事件の謎を解いていきます。

本作はマトリックスほどの迫力はありません。

しかし、この作品独自の切り口があるので別な面白さがあります。

仮想空間は1937年のロサンゼルスが舞台となっていて、レトロな雰囲気が幻想的でした。

個人的にはかなりアタリの作品です。仮想世界のテーマが好きなら観て間違いありません。

【映画レビュー:13F】仮想世界をベースにしたSFサスペンス

インセプション

インセプション』は、夢(潜在意識)を仮想世界として使った独特な作品です。

上に挙げた作品とは少し毛色も違いますが、大枠では同じタイプの映画です。

あらすじ

ドム・コブは夢の中に入って情報を盗み出すスパイ。

彼は過去の犯罪を帳消しにしてもらう代わりに、日本人実業家サイト―のミッションを引き受けます。

内容は、サイトーの競合企業を潰すこと。

そのためには、跡継ぎの潜在意識に会社を解体するアイデアを植え付ける必要があります。

ドムは仲間を募ってチームを作り、困難なミッションに挑むことに。

見どころ

『インセプション』の仮想世界は、多層構造になっているのが独特です。

つまり、現実→仮想世界→仮想世界→…という階層が出てきます。

この構図を上手く使ったミッションは、理解するのが難しい一方で、その分迫力がありました。

仮想世界という点以外にも、渡辺謙が出演しているのも見どころです。

脇役などではなく、実業家サイト―として主要キャラクターを英語で務めています。

【映画レビュー:インセプション】夢の世界に潜り込む、仮想世界系サスペンス

トゥルーマン・ショー

トゥルーマン・ショー』はコメディではありますが、仮想世界と近いテーマの作品。

硬派なSFやサスペンスとは言えませんが、切り口としては面白いです。

あらすじ

トゥルーマンはいたって普通の保険セールスマン。

妻と2人で幸せな日々を過ごしていました。

しかし、ある日トゥルーマンは妙なことに気づきます。

自分の周りの人々がエキストラで、建物もセットのよう…。

街がでたらめだと気づいたトゥルーマンは、真実を求めて行動を起こします。

見どころ

あらすじのとおり、『トゥルーマン・ショー』の世界もどこか現実らしくありません。

詳しいことは、ぜひ映画を観てみてください。

雰囲気は完全にコメディなのですが、仮想世界としての設定はなかなか凝っています。

観た後に考えさせられることもあり、ただの笑えるだけの作品ではありません。

『マトリックス』のようなガチガチのSFではなく、一風変わった作品として覚えていただければと思います。

【映画レビュー:トゥルーマン・ショー】もしもこの世界が作りものだったら?自由と幸せについて考えさせられた作品

ネタバレになる可能性がある作品

以下の作品も仮想世界テーマとしています。

しかし、それを先に知ってしまうと多かれ少なかれネタバレになってしまうと思います。

だからといって作品の面白さが損なわれるということはありません。

また、致命的なネタバレは以下でも書きません。

とはいえ一応、このように前置きしておくことにしました。

ダークシティ

ダークシティ』はその名のとおり、暗い雰囲気がたまらなく不気味なSF映画です。

物語の中盤あたりで仮想世界としてのテーマが浮かび上がってきます。

序盤からそれが分かっているわけではないので、ここで紹介することにしました。

あらすじ

ジョン・マードックが目を覚ますとそこは見覚えのない部屋でした。

自分がなぜそこにいるのかも分からず、そもそも自分が誰なのかも思い出せません。

すると電話が鳴り、ジョンが出ると「お前は追われている、とにかく逃げろ」とだけ言われます。

街で身を潜めるうち、ジョンは自分が連続殺人の容疑者になっていることに気づきます。

さらに警官のみならず、黒尽くめの不気味な男たちにも追われる始末。

自分が何者なのか知るべく、ジョンは持ち物を頼りに街を奔走します。

見どころ

本作『ダークシティ』も仮想世界に通じる設定のサスペンス映画です。

仮想世界に加えて記憶も大事なテーマになっていて、ストーリーに上手く生かされています。

シリアスなSFサスペンスが好きな方にはならきっと合うと思います。

映画全体ににじみ出ている暗くて不気味な雰囲気も印象的です。

暗い街並み、人々の服装、謎の男達…。『マトリックス』のエージェント・スミスに近いものを感じました。

映像こそ古めかしいですが、それが気にならなくなるくらい完成度の高い作品です。かなりおすすめ。

【映画レビュー:ダークシティ】記憶がテーマのスリラー系サスペンス

バニラ・スカイ

バニラ・スカイ』はロマンスとサスペンスが混ざりあった作品です。

特に最初の方は完全にラブロマンス映画にしか見えません。

一見すると仮想世界とは関係なさそうですが、多かれ少なかれ関係してきます。

詳しいことは実際に観てお楽しみください。

あらすじ

トム・クルーズ演じるデヴィッドは、父から会社を受け継ぎ、富豪として暮らしていました。

デヴィッドは自身の誕生日パーティーで、黒髪の美女ソフィアに一目惚れ。

しかし彼にはジェリーというセックスフレンドがおり、彼女の嫉妬を買ってしまうのでした。

その果てにジェリーはデヴィッドを巻き込んで無理心中を図ります。

結果ジェリーは死亡し、デヴィッドは生き残るも顔面がぐちゃぐちゃになってしまいました。

それ以降デヴィッドは精神的にも不安定になり、不可解な現象を経験するようになります。

見どころ

このように、あらすじだけ見ると普通のラブロマンスです。

しかしデヴィッドの顔と精神に問題が起きてからは、サスペンス的な展開になっていきます。

その中で、仮想世界、夢と現実、といったテーマが絡んでくるというわけです。

作品に対する個人的な評価は「普通」なので、こんな映画もあるよということでチェックしてもらえればと思います。

【映画レビュー:バニラ・スカイ】夢と現実のラブロマンス&サスペンス

おわり

以上、仮想世界や夢と現実を扱った映画をご紹介しました。

個人的に特に観てほしいのは、

の3つです。ここは間違いないと思います。

これから仮想世界をテーマにした映画を見つけ次第、この記事に追加していく予定です。

【映画レビュー:マトリックス】仮想世界がテーマの最高峰SFアクション 【映画レビュー:13F】仮想世界をベースにしたSFサスペンス 【映画レビュー:インセプション】夢の世界に潜り込む、仮想世界系サスペンス 【映画レビュー:トゥルーマン・ショー】もしもこの世界が作りものだったら?自由と幸せについて考えさせられた作品 【映画レビュー:ダークシティ】記憶がテーマのスリラー系サスペンス 【映画レビュー:バニラ・スカイ】夢と現実のラブロマンス&サスペンス